そうだと言って

古キョン会話メイン文。
つづきからどうぞ。

元ネタは確かサンデー新連載のどうしても主人公（主に思考回路）が新世界の神にしか見えない漫画です。

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静かな部室で続くボードゲーム。
自分たちでいれたお茶、暖房の局地的な熱、駒を進める音。
向かい合わせに座ってゆっくりと流れる時間。


「今日は少し寒いですよね」

ぽつりぽつりと言う古泉。

「あぁ、そうだな」

答える俺。

「炬燵にはやっぱりみかんですよね」

「まぁな」

「炬燵好きですか？」

「あぁ」

「他の皆さん来ませんね」

「あぁ」

「僕のこと好きですよね」

「あぁ」



「・・・」

「ちょっと待て今のは誘導尋問の一種か」

「・・・」

「わかったとりあえず息を止めるな呼吸をしろ」

「嬉しくて止まってしまいました」

「にやけるな気色悪い」


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「うん」「はい」などのYESで答える質問を続けると
YESと言わせやすいそうです。
サンデーの漫画にそんなのが載ってた。

やってみたもののうまく言っちゃって
言っちゃったキョンもまんざらじゃない両思い古キョン。
「デートしませんか」と悩みました。