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百日紅
「 キス、キス、キス 」
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プロフィール
HN:
霧近有深
性別:
女性
自己紹介:
物書き腐女子。
主人公総受け・へたれ(ちょっと変態)攻め・純真男前(時に意地っ張り)受け・眼鏡・敬語・制服などが好き。

現在、涼宮ハルヒの憂鬱シリーズにはまり中。
古キョンラブ。キョン受けラブ。

サイトはありますがこっちからはリンク貼っていません。
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最近めっきりレポート以外の文章書いてなかったから、リハビリ!
即興で文章書きましたー。
キョンデレ、いちゃいちゃ古キョン。でこちゅーが好きなんです。
つづきからどうぞ。







生え際あたりまで唇が触れる感じ。ちゅ、と恥ずかしい音が聞こえそうな距離に固まった俺の頭を古泉は抱え込む様にしたまま離さない。居たたまれなくて身じろぎしたらゆっくりと腕を外してくれて、かと思えば今度は両手で頬を包まれる。・・・そんなちかくで目を見るなよ。
「あなたのおでこ、好きです」
右手で俺の前髪をかきあげ、またキス。
どうしろってんだよ。行き場の無い手は古泉を抱き締める事も出来ずかといってこの大きな手を外す事も出来ず体の横で握り締めたままだ。唇をわざと避けながら顔中に降り注ぐキスをされている間だって、口を結んで目を伏せて、だってこいつの顔なんて見れない。恥ずかしすぎる、こんなの。俺にキスしてる顔なんて。
「好きです」
キスの間に囁かれる言葉。熱を持った声に喉がごくりと鳴る。
「でこが、か・・・?」
引き出した声に古泉の動きが止まり、くすりと笑った。
「あなたが、ですよ」
恥ずかしい奴、恥ずかしい奴、ああもう馬鹿だこいつ!
「真っ赤ですね」
うるさい馬鹿、と言う事も出来ず無言で睨むしか出来ない俺も相当馬鹿だ。俺ばっかり動揺させられて阿呆みたいだ。一度死んでこいそして生まれ変わって真っ当な道を歩め!恥ずかしさの余り憤死しそうだ。・・・いや、
「でもそしたら会えないよな・・・」
「何がですか?」
「なんでもない」
俺の頬から離れてた古泉の手を握った。勢いだけだったから結構強い力で掴んじまったけど、でも古泉は笑っていた。最初少し目を見開いて。でも俺の顔を見てイケメン部類のせっかくの顔を情けなく崩して笑う。締まりのない笑顔。
「あなたからしてくれますか?」
キス。
「断る」
顔をそらしたら拒絶だって思われるだろうか。
だったらこいつが変に落ち込んだり拗ねたりする前に言ってやるべきか?
お前にされるキスの方が好きなんだって、照れずに伝える方法はあるだろうか?
あったら教えてくれよ、古泉。
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