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百日紅
「 全くほんとうに手に負えんなこの野郎 」
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プロフィール
HN:
霧近有深
性別:
女性
自己紹介:
物書き腐女子。
主人公総受け・へたれ(ちょっと変態)攻め・純真男前(時に意地っ張り)受け・眼鏡・敬語・制服などが好き。

現在、涼宮ハルヒの憂鬱シリーズにはまり中。
古キョンラブ。キョン受けラブ。

サイトはありますがこっちからはリンク貼っていません。
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なんか結構前から書きたかった天然タラシ古泉くんを簡単に。

つづきからどうぞ。




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気がついたら眠っていたらしい。
目の前のTV画面はDVDの再生をとくに終え、停止画面を表示している。
やわらかなソファ―から起き上がろうとして横のヤツも寝ていることに気付いた。
すやすやという擬音をつけたくなる程気持ち良さそうに眠っている古泉を起こすのは忍びない。
しかしこのままでは風邪を引いてしまうだろうし、古泉の家に来て早速DVDを見始めたので少々腹も減ってきた。休みの日とは言えDVD2本連続はきつかっただろうか。(念の為言っておくがAVではないぞ、普通の映画だ)
「ほら古泉、起きろ」
軽く肩を揺すってやる。
「ん〜・・・」
しかし古泉は一向に起きそうにない。嫌そうに眉を顰めるだけで目を開けもしなかった。
そうなると俺もなんとかしてこいつを起こしてやろうと少々躍起になった。
「起きろって。お前も腹減っただろ。それに風邪引くぞ」
「キョンくん・・・?」
ゆっくりと目を開けて俺をぼーっと捉える。
やっと起きやがったかと思ったがしかし古泉の顔をぺしぺし叩いていた手がそっと握られた。
「どうした」
眉根を寄せ仔犬の様な目で俺を覗き込んで古泉が言う。
「キョンくんもいっしょに寝ましょう・・・?」
「なっ・・・!!」
言葉も無く動揺する俺を見てへにゃりと笑った古泉は、そのまま元の姿勢で寝入ってしまった。
俺は
「(この天然め・・・!!)」
と古泉を睨みつけながら悩まされることになる。
とりあえずの問題は、握られたままの手をどうするかってことからだ。

END
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